今回は、Beat around the bushというフレーズを紹介します。

日常英会話でも度々聞かれるこのBeat around the bushについて考察してみたいと思います。

Beat around the bushの意味は?

まずは、Beat around the bushの意味を日本語で一言でいうと、

「遠回しに言う」

です。

ちなみに、Beat about the bushも同じ意味で同様に使われています。

多くの書籍やネットで紹介されている日本語訳も「遠回しに言う」と書かれてありますが、ここですぐに日本語訳を覚えるのではなく、英英辞典でも調べてみましょう。

beat around the bush

to avoid talking about what is important
Don’t beat around the bush – get to the point!

出典:https://dictionary.cambridge.org/

Beat about the bush

Discuss a matter without coming to the point.

出典:https://en.oxforddictionaries.com/

つまり・・・

to avoid talking about what is importantは、重要なことを避けて話す。

Discuss a matter without coming to the pointは、要点を話さずに物事を話し合う

英英辞典で書かれてある意味合いから考えると、「遠回しに言う」日本語訳というのは少しずれている気がしませんか?

僕は、基本的に英英辞典に書かれてあるもので単語の意味合いを理解しようとしているので、「遠回しに言う」というのはちょっと違和感があります。

遠回しに何かを言うイメージではなく、重要な何か(こと)を言わずに話しているイメージです。

日本語訳というのは便利な半面、本来の意味と若干異なった意味合いに取れるものもあるので、できれば英英辞典を始めにチェックしてみてください。

Beat around the bushの本来の意味

Beat around the bushには、文字通り、ヤブの周りから(獲物を)叩いて追い出す、という意味があります。

このことから、中心を叩かずに周りから叩いて獲物を追い出す、つまり、要点を話さずに(確信に触れずに)相手から引き出す→遠回しに探る(言う)という意味になったのだと思います。

本来もっていた意味と、要点を避けて話す、というのも少し違いがありますね。

どこかの段階で誰かがBeat around the bush=「遠回しに言う」と解釈したものだと考えるのが普通だと思います。

Beat around the bushの反対の意味を持つフレーズ

Beat around the bushの意味を覚えたら、せっかくですので反対の意味を持つ単語やフレーズも合わせて覚えておくと便利です。

こういうときは単純に、否定文にするのもアリです。

He never beat around the bush when something was annoying him.
彼は何かイライラすることがあったときは、決して要点をそらさない。

その他にも、tell it like it isという言い方もあります。

これは、スバスバと(思ったことを)言う、という意味です。

You always tell it like it is!
君っていつもズバズバ物言うね。

その他にも、get to the point(要点を言う、ハッキリ言う)があります。

その他には、文頭に、Frankly speaking(率直に言うけど)をつけてもいいですし、同様の意味で文の最後に、,to be honestをつけてもいいです。

意味が少しずれるかもしれませんが、bluntも近いです。

blunt
saying what you think without trying to be polite or considering other people’s feelings
思ったことを(相手のことを考えずに)ズバズバ言う

その他、フレーズに頼らなければ、I will tell you what I really think about~、と前置きをつけるのもアリですね。

まとめて覚えておきましょう!