今回は日常英会話でよく出てくる、「~from scratch」というフレーズを紹介します。

このフレーズはよく、料理やモノづくりをするときに使われることが多いです。

それでは、まずfrom scratchをケンブリッジ英英辞典で調べてみましょう。

from scratch

from the beginning, without using anything that already exists
(すでに存在するものを使わずに、はじめから)

Ben built the shed from scratch.
(ベンは一から小屋を作った)

出典:https://dictionary.cambridge.org/

「すでに存在するものを使わずに」、ということから、例えばパンを作る場合なら、すでに完成形のパンを使うのではなく、小麦粉や塩や水といった「材料」を使って、一から作り上げるという意味です。

上の例文なら、小屋というのはイナバの物置(笑)みたいに出来上がっているものではなく、何もないところから小屋を作り上げたということです。

木の小屋なら、材木を買ってきて、釘やネジを使って、一から作るということです。

ですから、冷凍のパンを温めてパンを作る、というときには使えませんし、途中まで誰かが完成させた小屋に、ちょっと材料を継ぎ足して完成させたときも使えません。

from scratchは、何もない状態から作ること

と、覚えてください。

I made a birthday cake from scratch yesterday.(昨日、誕生日ケーキを一から作った。)

Building a house from scratch would be challenging but exciting.(何もないところから家をつくるって、大変だろうけどエキサイティングだよなぁ。)

もともと、scratchは、「ひっかく」という意味です。

He scratched himself under his arm(彼は腕の下を引っ掻いた。)

DJがレコードをスクラッチするなんていいますが、あれもscratch(引っかく)ですね。

これは、動詞ですが、名詞のscratchには「ひっかき傷」や「擦り傷」という意味の他に「スタートライン」という意味もあるのです。

このスタートラインという名詞にfromをつけて、一から、何もないところから、という意味になったというのが語源なのです。

こちらの音声もぜひ、聞いてみてくださいね。